AIに「アンパンマ◯のテーマ」のフレーズを使って作曲させてみた

[サマリー]

AIに「アンパンマ◯のテーマ」のフレーズを使って作曲(モチーフディベロップメント)させてみました。結果、以下の曲が得られました。

 

[目的]

音に関する機械学習・深層学習に興味がありまして、最新の技術にキャッチアップすべく、ライブラリを試用しました。

 

[補足・感想]

クラシックの学習済データを利用したため、POPのフレーズから急にクラシックに変わってしまうギャップはあるものの、意外といい感じのものができました。

RNNを使用しているため、前の音情報を考慮した作曲・演奏になっている(はず)。

学習データがあれば、(作曲の質はともかく、)AIによる演奏は高いレベルで実現できそうです。

POPの学習データを使用することで、より今回のフレーズに適した作曲・演奏ができると思われます。

今回はライブラリを触るだけでしたが、今後、ライブラリの実装内容を理解することで実用的な応用方法を考えていきたいと思います。

 

[実装方法]

Windows bash

Ubuntu, Python, Tensorflow

・Magenta, Performance RNN

YAMAHA e-Piano Junior CompetitionのMIDIデータによる学習済データを使用

http://www.piano-e-competition.com/midi_2011.asp