統計検定2級と3級に合格した話

タイトルが結論なのですが、統計検定2級と3級に合格しました。

今回は受験の振り返りとその後について書きたいと思います。

 

※受験の経緯等は以前書いた記事を見てください。

統計学初心者が統計検定2級と3級をまとめて受験しました - inoka4raのブログ

 

[合格ライン]

統計検定2級は68.5点で合格しているので、少なくとも合格ラインは70点以上ということはないはず。

60-65点位が合格ラインになるように調整しているのではと思われます。

 

[おすすめの勉強方法]

まだまだ勉強中の身なので恐縮ですが、勉強していた実感としては、とにかく「分かりやすい」「自分が理解できる」参考書を読んだほうがいいと思います。

統計という技術を「何に対して」「どうやって」役にたてるのか、それを理解することがとても重要だと思うからです。

以前紹介したハンバーガーショップの本は、とても役にたちました。

 

統計知識は世界史のような浅く広く獲得していくものでなく、積み上げに近いものだと感じています。「平均」があって、その上に「分散」があって、その上に「信頼区間」があるということです。

試験を意識すると、どうしても公式の丸暗記をしてしまいがちで、実際私もやりました。ただ、問題なのは、その丸暗記の上に積み上げをしていくことはできないということなのです。

例えば「分散」を丸暗記すると、その次の「信頼区間」がわからなくなってくる。

 

多くの方は自身の目標のために検定をマイルストーンとして利用していると思うので、そういった意味でも、そしてもちろん試験合格という意味でも、よく理解するということが結局は近道なのかなと思います。

 

[合格したら何か変わった?]

もちろん何も変わりません(笑)。

ただ、漠然と描いている自分の目標に対して、必要なステップを踏めているということを客観的に把握できるので、道を進めているという安心感は持てました。

私の場合は統計学だけでは何もならないので、受験までは純粋な統計学に注力していたのですが、今はそれから開放されて、それ以外の知識を幅広く集めています。

 

[受験を推奨するか?]

ある程度統計学を学ぶ意欲や必要性が出てきたら、自身の理解度を問うという目的で受験すればいいと思います。

反対に、意欲や必要性なしに受験しようとすると、しんどいと思います。なので、その場合には受験勉強の前に、まずは意欲を高めることは先に始めたら良いかと思います。